いくつになっても健康を維持するためには、意識してカロリーをコントロールすることが大切である。望ましいとされる一日の摂取カロリーの目安は、性別や年齢によって変わる。
しかし、同じ性別・年齢でも、実は職業などによっても違いがあるため一概には言えない。
大体の摂取カロリーの目安量が年を取るにつれて少なくなっていくのは、体力が落ちることで運動量なども減り、一日に消費することができるカロリーが減っていくからだ。
一日に消費できるカロリーの上限を摂取カロリーが上回ってしまえば、その分のエネルギーは脂肪として体に蓄積され、それが続くと肥満などの悪影響を及ぼす。
だからといって、基準値を下回りすぎても良くない。
カロリーは体を動かすエネルギーであり、極端な食事制限などをすれば、それもまた健康に悪影響となる。
なるべく意識しながら、それぞれの基準値を守ることによって、健康の維持につながるだろう。
お酒などを好む人は、例えば普段一日に二本飲んでいるのなら”一本減らしてみる”、そして運動をほとんどしない人は単純に”運動量を増やしてみる”など、余分な摂取カロリーを減らす、もしくはエネルギーを多めに消費することが、無理なく健康的にカロリーをコントロールできる方法だ。

参考もご覧下さい。→1日の摂取カロリー

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